避難・救助・炊出しなど多彩な訓練を実施
2 月 25 日(日)長坂小学校で総合防災訓練が開催されました。
能登半島大地震から約 2 ヶ月、今も被災地の厳しい状況が伝えられる中で、みなさんの関心が高くなり、
これまでにない参加者で年齢層も幅広く、活気に満ちた防災訓練となりました。
◆煙の怖さを実感!避難訓練
ピロティでは煙体験ハウスが設置され、煙からの脱出法を訓練しました。
狭い空間に白い煙が充満する中を一刻も早く脱出する大事さを学び、煙の怖さを実感しました。
避難訓練では小学生が協力してダンボールベッドを組み立てました。出来上がった後、
交代でベッドに上がり「暖かい!」とうれしそうでした。
◆これまでにない多数の小学生が参加
体育館ではブースが拡充され、多彩な訓練と展示などがありました。
神戸学院大グループは小学生と一緒に防災クイズや、ボランティア活動経験をパネルで展示、
参加者の注目を集めていました。 今回の訓練には多数の小学生が参加しました。
日頃から学校での防災授業や、家庭での防災に関する話合いなどが進んでいることが伺えました。
◆軽快、華麗な消防音楽隊の演奏を堪能
今回も神戸市消防音楽隊の軽快で華麗な演奏を楽しみました。
アップテンポなリズムに手拍子がおこり、会場が一体になりました。
◆具だくさんの豚汁に舌つづみ
訓練の最後はボーイスカウトと神戸学院大のみなさんによる炊出し訓練で、具沢山の豚汁は美味しいと大好評でした。
校長先生の配慮により体育館内で試食しました。家族や友達と車座になっての飲食は恰好の避難所訓練となりました。
長坂・有瀬地域では、地域自治会や消防署、区役所など行政や団体の間で防災、
減災に向けた議論と協力が始まっています。住民同士の交流と災害時の自助・共助が進むようにご協力をお願いします。