市民防災リーダー研修 民生委員などが受講。
長坂地域の市民防災リーダー研修が11月19日開催され、昨年に改選された民生委員児童委員など12人が受講しました。
講習では阪神淡路大震災で、倒壊した家屋から助け出された人の内約8割は近隣の人たちの手で救助されたといわれ、
大災害になるほど「自助・共助」が大切と強調されました。
災害時、最初に行動を起こす人に。
市民防災リーダーの役割は、災害時に消防などが現場に到着し、災害活動に着手するまでの間、
地域住民の先頭に立って活動を行うとなっていますが、その活動を義務づけたり、拘束されるものではありません。
自分ができることを可能な範囲で活動していただくというものです。
リーダーは災害時まず自分と家族の命を守ること、安全を確保した上で避難行動など、
最初に行動を起こす人になって欲しいと要請されています。
日常生活でも役に立つロープの結び方。
実技研修では神戸西消防署より職員4人の方が出席され、ロープ結索訓練や簡易担架作成と搬送訓練など指導して
いただきました。ロープの結び方によってさまざまな活用方法があり、災害時倒壊家屋から救出活動に役立つなど
非常に有効な道具とされるそうです。ます本結びから巻き結び、もやい結びと順次ハードルが高くなり、
みなさん悪戦苦闘しながら取り組みました。簡易担架はまず毛布と竹竿2本で作成しましたが、
屋外で怪我の手当など毛布や竹竿がないときはどうするか議論になり、着ているTシャツなどあるものを活用する
方法などを学びました。
限られた時間でのリーダー研修でしたが、消防署の方々のマンツーマンに近い熱心な指導で
ロープの結び方など体得できたと思います。
新たにリーダーになった方たちの防災訓練等での活躍を期待したいと思います。
※今回教えていただいたロープの結び方の参考動画です。
本結び
巻き結び
もやい結び